C-HR(ZYX10)のホーン交換
トヨタ C-HR(ZYX10)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト スリムスパイラル プラウドホーン アルファーⅡ エアロスパイラルⅡ エアバレット |
- | ホーンハーネスセット(SZ-1133) または ホーンハーネスセット(SZ-1133)+ 純正変換コード1(SZ-1151) |
アルファーホーン 超音700HZ |
商品同梱ハーネスで配線 または 商品同梱ハーネス + 純正変換コード1(SZ-1151) |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、フック、ネジの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
クリップA
【外し方】
画像のように中央部を下に押し込み、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
取り外す際に押し込んだ中央部を引き上げ、クリップを車両側の穴へ挿し込み、クリップ中央部をクリップ面と同じ高さまで指で押し込み固定します。
クリップB、C
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップD
【外し方】
マイナスドライバー等で画像②のように90度回転させ、クリップを手で引き抜きます。
【取り付け方】
画像③のようにクリップの凹部を画像と同じ向きに合わせた状態でクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップE
【外し方】
引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
クリップとクリップ穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックF
【外し方】
『フックF外し方イメージ図』のようにタイヤハウスのカバーの端をめくり(※)、フックFの凸部を矢印方向へ指で押した状態で引き出します。
※:『3.取り外し1-2』の作業を行なうとカバーがめくれます。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックG
【外し方】
『フックG外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックH
【外し方】
『フックH外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックJ
【外し方】
ラジオペンチ等でフックJの凸部を挟み、取り外します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパー、フェンダーモールディング、バンパーリテーナーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフェンダーモールディング、バンパーリテーナーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパー部に「カメラ」や「感知センサー(ミリ波レーダー等)」を搭載した車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。
- ボンネットを開け、クリップA(5箇所)とネジK(2箇所)を外し、ラジエーターカバーを外します。
- 左右タイヤハウス内のクリップB(左右各2箇所)とクリップD(左右各1箇所)、ネジL(左右各2箇所)を外します。
- タイヤハウスの端をめくり、フックF(左右各4箇所)を外します。
- クリップE(左右各2箇所)を外します。
※フェンダーモールディングは、一部の箇所を浮かせた状態で次の作業へ進みます。作業中でのボディーやフェンダーモールディング、バンパーの損傷、破損等に注意してください。 - バンパー下面のネジM(8箇所)を外します。
- バンパー上面のネジN(3箇所)を外します。
- バンパー両端部のフックG(左右各3箇所)を①~③の順番で外します。
- バンパー上面のフックH(4箇所)を外します。
バンパーを引き出すと、バンパーが外れます。このとき、バンパー裏にフォグランプ等の部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。 - バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されているフォグランプ等のコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
- フックJ(2箇所)で固定された部分を外し、バンパーリテーナを外します。
- クリップC(2箇所)を外し、ラジエータートゥーサポートシールを外します。
≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパー、フェンダーモールディング、バンパーリテーナーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフェンダーモールディング、バンパーリテーナーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
4.取り外し2
5.ホーン取付方法(アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーホーン、超音700HZ)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーホーン、超音700HZの場合
新設ホーンは、助手席側ヘッドライト下の左側と右側へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 助手席側ヘッドライト下の左側へHiホーン取り付け
※プラウドホーンの場合は、Loホーンを取り付けます。
①:画像左側の位置へHiホーンをM6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(別途準備)で固定します。 - 助手席側ヘッドライト下の右側へLoホーン取り付け
※プラウドホーンの場合はHiホーンを取り付けます。
②:画像右側の位置へLoホーンをM6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(別途準備)で固定します。
次の手順へ
6.ホーン取付方法(アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合
新設ホーンは、助手席側ヘッドライト下の左側と右側へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。
- 助手席側ヘッドライト下の左側へHiホーン取り付け
①:画像左側の位置へHiホーンをM6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(別途準備)で固定します。 - 助手席側ヘッドライト下の右側へLoホーン取り付け
②:画像右側の位置へLoホーンをM6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(別途準備)で固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 7
7.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット)
新設ホーンの配線を行ないます。
アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法1
ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
ホーンハーネスセット(SZ-1133)と純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 9
8.ホーン配線方法(超音700HZ)
新設ホーンの配線を行ないます。
超音700HZの場合
ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。
- 配線方法1
超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 9