ハスラー(MR92S)のホーン交換
スズキ ハスラー(MR92S)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト | 取付L形ステーセット (SZ-1138) |
ホーンハーネスセット(SZ-1133) または ホーンハーネスセット(SZ-1133)+純正変換コード1(SZ-1151) |
プラウドホーン | ||
超音700HZ | 取付L形ステーセット (SZ-1138) |
商品同梱ハーネスで配線 または 商品同梱ハーネス+純正変換コード1(SZ-1151) |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、ネジ、フックの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
※取り外し作業の開始から取り外した部品を全て元に戻すまでの間、エンジンスイッチはOFFのままにしておいてください。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
≪注意≫
・フロントバンパー中央に装着された全方位モニター用のカメラやその取り付け部に衝撃を与えたり、変形をさせないよう十分注意してください。カメラ故障やモニター表示画面の位置ズレの原因となります。
・フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
クリップA&B
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップC&D
【外し方】
クリップクランプツールを画像②のようにクリップへ挿し込み、クリップを引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
フックF&G
【外し方】
『フックF外し方イメージ図』および『フックG外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックH
【外し方】
『フックH外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フック穴へ挿入することで取り付け出来ます。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの脱着作業がともないますので、作業に自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパーにカメラや感知センサー等(例:フロントパーキングセンサー)が装着された車両の場合、バンパーの脱着作業に関する注意事項を事前にディーラーへご確認ください。
≪注意≫
・フロントバンパー中央に装着された全方位モニター用のカメラやその取り付け部に衝撃を与えたり、変形をさせないよう十分注意してください。カメラ故障やモニター表示画面の位置ズレの原因となります。
・フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
※ここからは、エンジンスイッチをOFFにした状態で作業を行ないます。
- ボンネットを開けて、バンパー上面のクリップA(3箇所)、ネジE(2箇所)を外します。
- ナンバープレートを外し、ナンバープレート裏にあるネジE(1箇所)とバンパー下面にあるクリップA(2箇所)を外します。
- タイヤハウス内のクリップA(左右各1箇所)とクリップB(左右各1箇所)を外します。
- バンパー両端部のフックF(左右各3箇所)とフックG(左右各2箇所)を①~⑤の順番で外します。
- バンパー上面裏にあるフックH(2箇所)を外してから、バンパー裏のクリップC(2箇所)とクリップD(2箇所)を外すと、バンパーが外れます。バンパー裏にはカメラ等の配線がつながれています。バンパーを引きはなし過ぎないようにしてください。
- バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されているカメラ等のコネクター類を外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
4.取り外し2
純正ホーンを外します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが1個あります。これを外します。
※純正ホーンの端子数は1つでした。(1端子ホーン)
次の手順へ
- ホーン取付 → 5
5.ホーン取付方法
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付L形ステーセット(SZ-1138)を1セット使用します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
新設ホーンは、運転席側ヘッドライト脇の位置と助手席側ヘッドライト下の位置へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 運転席側ヘッドライト脇の位置へLoホーン取り付け
※プラウドホーンの場合は、Hiホーンを取り付けます。
①:ヘッドライト脇にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をボルトセット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
②:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・スプリングワッシャー・平ワッシャー・ナット(別途準備)でホーンを固定します。 - 助手席側ヘッドライト下の位置へHiホーン取り付け
※プラウドホーンの場合はLoホーンを取り付けます。
③:ヘッドライト下にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をボルト・ナット(取付L形ステーセット同梱)とM8用スプリングワッシャー1枚(別途準備)で画像のように固定します。
④:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・スプリングワッシャー・平ワッシャー・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
次の手順へ
6.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン)
新設ホーンの配線を行ないます。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
≪注意≫
配線接続後のホーン吹鳴確認は、以下の手順で確認してください。
①:取り外したバンパーを車両側へ一旦仮り付けをして『3.取り外し1-6』で取り外したコネクターを全て再接続します。
※仮り付けしたバンパーが、脱落しないように十分注意して行なっててください。
②:エンジンスイッチがOFFのまま、ホーンボタンを押し、ホーンが正常に吹鳴するか確認します。
アルファーⅡコンパクト、プラウドホーンの場合
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法1
ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正のホーン配線に傷が付かない方法)
ホーンハーネスセット(SZ-1133)と純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※上記注意事項を確認した上で、配線接続後のホーン吹鳴確認を行なってください。
次の手順へ
- 完成 → 8
7.ホーン配線方法(超音700HZ)
新設ホーンの配線を行ないます。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
≪注意≫
配線接続後のホーン吹鳴確認は、以下の手順で確認してください。
①:取り外したバンパーを車両側へ一旦仮り付けをして『3.取り外し1-6』で取り外したコネクターを全て再接続します。
※仮り付けしたバンパーが、脱落しないように十分注意して行なっててください。
②:エンジンスイッチがOFFのまま、ホーンボタンを押し、ホーンが正常に吹鳴するか確認します。
超音700HZの場合
ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。
- 配線方法1
超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正のホーン配線に傷が付かない方法)
超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※上記注意事項を確認した上で、配線接続後のホーン吹鳴確認を行なってください。
次の手順へ
- 完成 → 8