インサイト(ZE4)のホーン交換
ホンダ インサイト(ZE4)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で、取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は、以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト | - | ラクラク取付セット(SZ-1131) |
プラウドホーン | 取付スペーサーセット(SZ-1139) + 取付ステーセットクランク形(SZ-1140) |
|
アルファーⅡ | ||
エアバレット | ||
エアロスパイラルⅡ | ||
アルファーホーン |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、ネジ、フックの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
クリップA
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップB
【外し方】
クリップ中央部をプラスドライバーで反時計方向に回し、画像②のように中央部を10mm程度浮き上がらせます。中央部が浮き上がった状態からクリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を浮き上がらせた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップC、D
【外し方】
クリップ穴に挿し込まれ、固定されています。引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
クリップE
【外し方】
引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
クリップとクリップ凸板の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
クリップF
【外し方】
クリップの凸部をラジオペンチ等で挟み込み、取り外します。
【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
フックL、M
【外し方】
ミリ波レーダーカバーを引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
ミリ波レーダー本体とミリ波レーダーカバーのフックL、Mの位置を各々合わせ、ミリ波レーダーカバーを押し込むことで取り付け出来ます。
フックN
【外し方】
『フックN外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックP
【外し方】
『フックP外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックR
【外し方】
『フックR外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパー、フロントグリルカバー、フロントフェンダーカバー、ミリ波レーダーカバーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフロントグリルカバー、フロントフェンダーカバー、ミリ波レーダーカバーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパーにカメラや感知センサー等(例:コーナーセンサー)が装着された車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。
- ボンネットを開け、クリップA(8箇所)を外し、フロントグリルカバーを外します。
- 左右のフロントフェンダーカバーを固定しているクリップA(左右各1箇所)を外します。
- クリップC(左右各2箇所)とクリップD(左右各1箇所)を外し、左右のフロントフェンダーカバーを各々外します。
- 助手席側のグリル下にあるフックL(3箇所)とフックM(2箇所)を外し、ミリ波レーダーカバーを外します。
- バンパー上面のクリップA(10箇所)とネジG(2箇所)を外します。
- タイヤハウス内のネジH(左右各2箇所)を外します。
- バンパー下面のクリップA(7箇所)、クリップB(2箇所)、ネジJ(2箇所)を外します。
- バンパー端部のフックN(左右各3箇所)を①~③の順番で外します。
- ヘッドライト下のフックP(左右各4箇所)を外します。
- バンパー上面のフックR(左右各1箇所)を外すとバンパーが外れます。このとき、バンパー裏にフォグランプの部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。
- バンパーが外れましたら、バンパー裏にフォグランプの配線が固定されているクリップE(3箇所)とフォグランプのコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
- インダクションアッパーカバーにホーンの配線が固定されているクリップF(2箇所)を外します。
- クリップA(2箇所)とネジK(4箇所)を外し、インダクションアッパーカバーを外します。
≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパー、フロントグリルカバー、フロントフェンダーカバー、ミリ波レーダーカバーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフロントグリルカバー、フロントフェンダーカバー、ミリ波レーダーカバーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
4.取り外し2
5.ホーン取付方法(アルファーⅡコンパクト)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
アルファーⅡコンパクトの場合
新設ホーンは、純正ホーンの位置へ各々取り付けます。
- 運転席側純正ホーンの位置へLoホーンを取り付け
①:純正ホーンの位置へ純正ホーンを固定していたボルトでホーンを固定します。 - 助手席側純正ホーンの位置へHiホーンを取り付け
②:純正ホーンの位置へ純正ホーンを固定していたボルトでホーンを固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 8
6.ホーン取付方法(プラウドホーン、アルファーホーン)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付ステーセットクランク形(SZ-1140)と取付スペーサーセット(SZ-1139)を各々1セット使用します。
プラウドホーン、アルファーホーンの場合
新設ホーンは、純正ホーンの位置へ各々取り付けます。
※画像は「プラウドホーン」の取り付け例です。
- 運転席側純正ホーンの位置へLoホーンを取り付け
※画像のようにホーンステーとクランク形ステー(SZ-1140)をボルトセット(取付ステーセットクランク形同梱)で固定します。
①:純正ホーンの位置へクランク形ステー(SZ-1140)を純正ホーンを固定していたボルトで固定しホーンを取り付けます。 - 助手席側純正ホーンの位置へHiホーンを取り付け
②:純正ホーンの位置へスペーサー(SZ-1139)を画像のように2枚使用し、ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(取付スペーサーセット同梱)でホーンを固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 8
7.ホーン取付方法(アルファーⅡ、エアバレット、エアロスパイラルⅡ)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付ステーセットクランク形(SZ-1140)と取付スペーサーセット(SZ-1139)を各々1セット使用します。
アルファーⅡ、エアバレット、エアロスパイラルⅡの場合
新設ホーンは、純正ホーンの位置へ各々取り付けます。
※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。
- 運転席側純正ホーンの位置へLoホーンを取り付け
※画像のようにホーンステーとクランク形ステー(SZ-1140)をボルトセット(取付ステーセットクランク形同梱)で固定します。
①:純正ホーンの位置へクランク形ステー(SZ-1140)を純正ホーンを固定していたボルトで固定しホーンを取り付けます。 - 助手席側純正ホーンの位置へHiホーンを取り付け
②:純正ホーンの位置へスペーサー(SZ-1139)を画像のように2枚使用し、ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー(取付スペーサーセット同梱)でホーンを固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 8
8.ホーン配線方法
新設ホーンの配線を行ないます。
※純正変換コード2(SZ-1152)は、純正ホーンカプラー形状と異なるため、使用出来ません。
ホーンの配線は、下記の方法で配線します。
今回、ラクラク取付セット(SZ-1131)を使用した際の配線方法を記載します。
※ラクラク取付セット(SZ-1131)を1セット使用します。
※ラクラク取付セット(SZ-1131)とは、純正ホーンコードと接続するコネクター4個と新設ホーンへ接続する端子が組まれたコードが2組セットになったものです。
- 配線方法
ラクラク取付セット(SZ-1131)を使用して配線します。
ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 9