N-BOX CUSTOM(JF5)のホーン交換
ホンダ N-BOX CUSTOM(JF5)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で、取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は、以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト | 取付ステーセットクランク形(SZ-1140) | ホンダ車専用ホーンハーネスセット(SZ-1161) |
超音700HZ | 取付ステーセットクランク形(SZ-1140) | 商品同梱ハーネスで配線
または 商品同梱ハーネス + 純正変換コード2(SZ-1152) |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、ネジ、フックの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
※取り外し作業の開始から取り外した部品を全て元に戻すまでの間、エンジンスイッチはOFFのままにしておいてください。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、グリル、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、グリルやバンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
クリップA
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
フックC
【外し方】
『フックC外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックD
【外し方】
『フックD外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパーにカメラや感知センサー(例:コーナーセンサー)等が装着された車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、グリル、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、グリルやバンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
準備・・・運転席側の窓ガラスを完全に下げた状態にしてからボンネットを開けます。
※ここからは、エンジンスイッチをOFFにした状態で作業を行ないます。
- ナンバープレートを外し、ナンバープレート裏にあるクリップA(1箇所)とバンパー下面にあるクリップA(7箇所)を外します。
- タイヤハウス内のネジB(左右各1箇所)を外し、バンパー端部のフックC(左右各3箇所)を①~③の順番で外します。
- グリル下面にあるフックD(12箇所)を外すとバンパーが外れます。このとき、バンパー裏にセンサー等の部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。
- バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されているセンサー等のコネクターを全て外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
4.取り外し2
純正ホーンを外します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが1個あります。これを外します。
※純正ホーンの端子数は1つでした。(1端子ホーン)
次の手順へ
- ホーン取付 → 5
5.ホーン取付方法
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付ステーセットクランク形(SZ-1140)を2セット使用します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
新設ホーンは、運転席側ヘッドライト下の位置と助手席側ヘッドライト下の位置へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 運転席側ヘッドライト下へLoホーン取り付け
①:ヘッドライト下にあるサービスホールへクランク形ステー(SZ-1140)をボルトセット(取付ステーセットクランク形同梱)で画像のように固定します。
※クランク形ステー(SZ-1140)の取り付けの際は、ボルトがエアコンパイプと接触しないように注意してください。
②:固定したクランク形ステー(SZ-1140)にM8ボルト・スプリングワッシャー・平ワッシャー・ナット(別途準備)でホーンを固定します。 - 助手席側ヘッドライト下の位置へHiホーン取り付け
③:ヘッドライト下にある12Vバッテリー ベースを固定するボルトを一旦取り外し、そこへクランク形ステー(SZ-1140)を取り外したボルトで取り付けます。
④:固定したクランク形ステー(SZ-1140)にボルトセット(クランク形ステー同梱)でホーンを固定します。
次の手順へ
6.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト)
新設ホーンの配線を行ないます。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
≪注意≫
配線接続後のホーン吹鳴確認は、以下の手順で確認してください。
①:取り外したバンパーを車両側へ一旦仮り付けをして『3.取り外し1-4』で取り外したコネクターを全て再接続します。
※仮り付けしたバンパーが、脱落しないように十分注意して行なってください。
②:エンジンスイッチは、OFFのままで、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認します。
アルファーⅡコンパクトの場合
今回、ホンダ車専用ホーンハーネスセット(SZ-1161)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホンダ車専用ホーンハーネスセット(SZ-1161)とは、ホーン接続用にリレー回路と純正配線との接続を傷付けずに配線出来るホンダ車専用のコネクターが組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法
ホンダ車専用ホーンハーネスセット(SZ-1161)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナットは別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※上記注意事項を確認した上で、配線接続後のホーン吹鳴確認を行なってください。
次の手順へ
- 完成 → 8
7.ホーン配線方法(超音700HZ)
新設ホーンの配線を行ないます。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
≪注意≫
配線接続後のホーン吹鳴確認は、以下の手順で確認してください。
①:取り外したバンパーを車両側へ一旦仮り付けをして『3.取り外し1-4』で取り外したコネクターを全て再接続します。
※仮り付けしたバンパーが、脱落しないように十分注意して行なってください。
②:エンジンスイッチは、OFFのままで、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認します。
超音700HZの場合
ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。
- 配線方法1
超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。同梱の電子制御ユニットは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード2(SZ-1152)を使用して配線します。 同梱の電子制御ユニットは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード2(SZ-1152)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※上記注意事項を確認した上で、配線接続後のホーン吹鳴確認を行なってください。
次の手順へ
- 完成 → 8