ポルテ(NCP141)のホーン交換
トヨタ ポルテ(NCP141)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
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バンパー取り外し前の準備
ホーンの交換には、バンパーを取り外しますが、その際バンパーとボディーがぶつかりキズが付くことがあります。バンパーを外すときにボディー側(ライトやフェンダー等)と当りそうな箇所へマスキングテープを貼っておきます。
マスキングについてはバンパー外しのワンポイント≪豆知識(1)≫を参考にしてみてください。
バンパーを固定している各部の外し方
バンパーを固定している各種クリップ、ネジ、フックの取り外し方法は以下の通りです。このあとのバンパー外し手順で記載している名称にそって参考にしてください。
クリップAの外し方
取り外す場合は、プラスドライバーで中央部を緩め(引き上げ)てから全体を手で引き抜きます。
元に戻す場合は、引き抜いた状態のままクリップ全体を取り付け穴へ挿入します。最後にプラスドライバーで締め付けます。
クリップBの外し方
取り外す場合は、マイナスドライバーで中央部を90度回転させてから全体を手で引き抜きます。
元に戻す場合は、クリップを取り外す前(回転させる前)の向きにセットしたあと、指で押し込んで取り付けます。
クリップCの外し方
取り外す場合は、クリップクランプツール等で中央部を少し引き上げてから全体を手で引き抜きます。
元に戻す場合は、引き抜いた状態のままクリップ全体を取り付け穴へ挿入します。最後にクリップ中央部を指で押し込んで取り付けます。
フックFの外し方
外し方は、パンパーをタイヤハウス側から①~③の順番に車両側フック中央の凸部をマイナスドライバー等で少し押し上げるようにしてバンパーを手前に引き出して外します。このときフックの押し上げすぎ(フック破損)に注意しながら慎重に作業を行ないます。
フックGの外し方
外し方は、パンパーを上方向へ押し上げながら手前に引き出して外します。
≪注意≫
※フックFとフックGの外し作業では、力まかせに引き出したりすると、フックやバンパー破損の原因となりますので、力の加減を十分見極めながら作業を行なってください。また、バンパーをねじったり変形させたりしないように注意してください。表面が白化したり塗装のひび割れ、破損の原因となります。
※ドライバーの先端などで、ボディーを傷つけたりしないよう、注意してください。
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以下の手順でバンパーを取り外してゆきます。
- ボンネットを開けてバンパー下面のネジD(5箇所)及びネジE(3箇所)を外します。
- フェンダー裏のクリップA(左右各1箇所)、クリップB(左右各1箇所)を外してからフックF(左右各3箇所)を外します。
- バンパー上面のクリップC(5箇所)を外してからヘッドライト下フックG(左右各1箇所)を外しバンパーを引き出します。
※バンパーを引き出すとき、フォグランプのコネクターも外します。
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以下の手順で新設ホーンを取り付けてゆきます。
新設ホーンはY位置(中央のフレーム)とZ位置(純正ホーン取付位置)へ取り付けました。
※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。
1)Y位置へのホーン取付手順
- 中央のフレーム側面にある配線コネクターを一旦取り外します。
- 取り外した配線コネクターの上にあるY位置のサービスホールへ当社製取付L形ステーセット(SZ-1138)を使用して仮止めします。
- ホーンを取り付けます。このとき、ホーンが車体フレーム等と干渉しないようにほんのわずかL形ステーの取付角度(傾斜)調整を行います。調整ができたら、L形ステーの本締めを行いフレームへ固定します。
- ①で外した配線コネクターを裏側へ移設します。
2)Z位置へのホーン取付手順
- Z位置(純正ホーン取付位置)へ当社製取付スペーサーセット(SZ-1139)を2枚使用してホーンを取り付けます。
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ホーン用のリレーを新たに取り付けます。
当社製のホーンハーネスセット(SZ-1133)に同梱のリレーを取り付けます。リレーは市販のステーを加工して画像の位置にあるサービスホールへ別途用意したM6ボルトセットを使用して取り付けました。
続いてホーンハーネスセット(SZ-1133)の配線方法に従って配線します。参考までにこの車に配線する場合の配線方法を記載しておきます。
配線接続後、ホーンボタンをチョイ押してホーンを吹鳴させ、正しく配線されているか確認します。
新たにホーンリレーが必要となる理由
- シングルホーンからダブルホーンへの交換にはリレー配線が必須です。
- ホーン回路と他の電装品回路(ブレーキランプ・ハザードランプ・・・)を共有するお車が増えてきています。同時使用の際にヒューズ切れ等が発生する恐れがありますので、リレー配線を推奨します。
※当社製のホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用すれば、ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線が可能です。