タンク(M900A)のホーン交換
トヨタ タンク(M900A)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で、取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は、以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト スリムスパイラル |
取付ステーセットクランク形(SZ-1140) | ホーンハーネスセット(SZ-1133) または ホーンハーネスセット(SZ-1133)+ 純正変換コード1(SZ-1151) |
プラウドホーン アルファーⅡ エアロスパイラルⅡ エアバレット |
取付L形ステーセット(SZ-1138) | |
超音700HZ | 取付ステーセットクランク形(SZ-1140) | 商品同梱ハーネスで配線 または 商品同梱ハーネス + 純正変換コード1(SZ-1151) |
1.取り付けを行なった車両
ホーン取り付けを行なった車両情報
グレード : カスタムG-T
年 式 : 2016年11月
型 式 : DBA-M900A
備 考 :「パノラミックビューモニター」非搭載車両(フロントカメラ非搭載車両)
2.事前準備、クリップ、フック、ネジの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
クリップA、B、C
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップD
【外し方】
マイナスドライバー等で画像②のように90度回転させ、クリップを手で引き抜きます。
【取り付け方】
画像③のようにクリップの凹部を画像と同じ向きに合わせた状態でクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
フックF
【外し方】
引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
フック穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
フックG
【外し方】
『フックG外し方イメージ図』のようにバンパーをスライドさせ、引き出します。
【取り付け方】
『フックG取り付け方イメージ図』のようにフックをフック穴に挿入し、バンパーをスライドさせ固定します。
≪注意≫
※フックで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやバンパー、フロントバンパーサイドモールディングを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフロントバンパーサイドモールディングに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、「パノラミックビューモニター」搭載車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。
- ボンネットを開け、クリップA(5箇所)を外します。
- フックF(左右各4箇所)を外し、左右のフロントバンパーサイドモールディングを外します。
- ナンバープレートを外し、ナンバープレート裏にあるネジE(1箇所)、フロントバンパーサイドモールディング裏にあるネジE(左右各1箇所)の計3箇所とバンパー下面にあるクリップB(6箇所)を外します。
- タイヤハウス内のクリップC(左右各1箇所)とクリップD(左右各1箇所)を外します。
- バンパー両端部のフックG(左右各4箇所)を外すと、バンパーが外れます。このとき、バンパー裏にフォグランプ等の部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。
- バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されている部品のコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
≪注意≫
※フックで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやバンパー、フロントバンパーサイドモールディングを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーやフロントバンパーサイドモールディングに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
4.取り外し2
5.ホーン取付方法(アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、超音700HZ)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付ステーセットクランク形(SZ-1140)を1セット使用します。
アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、超音700HZの場合
新設ホーンは、純正ホーンの位置と助手席側のヘッドライト下へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 純正ホーンの位置へLoホーン取り付け
①:純正ホーンの位置へ純正ホーンを固定していたボルトでホーンを固定します。 - 助手席側ヘッドライト下へHiホーン取り付け
②:助手席側のヘッドライト下にあるサービスホールへクランク形ステー(SZ-1140)をM8ボルト・ナット(取付ステーセットクランク形同梱)で画像のように固定します。
③:固定したクランク形ステー(SZ-1140)にM8ボルト・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
次の手順へ
6.ホーン取付方法(プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付L形ステーセット(SZ-1138)を1セット使用します。
プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合
新設ホーンは、助手席側のヘッドライト下の左側と右側へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。
- 助手席側ヘッドライト下の左側へLoホーン取り付け
※プラウドホーンの場合は、Hiホーンを取り付けます。
①:ヘッドライト下にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をM8ボルト・ナット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
②:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・ナット(別途準備)でホーンを固定します。 - 助手席側ヘッドライト下の右側へHiホーン取り付け
※プラウドホーンの場合は、Loホーンを取り付けます。
③:ヘッドライト下にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をM8ボルト・ナット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
④:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 7
7.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット)
新設ホーンの配線を行ないます。
アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法1
ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
ホーンハーネスセット(SZ-1133)と純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 9
8.ホーン配線方法(超音700HZ)
新設ホーンの配線を行ないます。
超音700HZの場合
ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。
- 配線方法1
超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は、コネクター等で純正配線を傷付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 9