プリウス(W30)のホーン交換

トヨタ プリウス(W30)のホーン交換をご紹介します。

※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

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プリウス(W30)のホーン交換
データ

グレード : S”ツーリングセレクション”
年  式 : 2009年6月
型  式 : ZVW30

装 備
  • フォグランプ
  • ヘッドランプクリーナー
  • モデリスタエアロ付き

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プリウス(W30)のホーン交換

グリルを外します。

ボンネットを開けてクリップA(4箇所)、フックB(5箇所)の順に外し、グリルを外します。

※この車の場合、グリルを外せばホーン交換ができます。

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プリウス(W30)のホーン交換

『クリップ&ネジ&フック』の形状と外し方の説明です。

クリップAの外し方

画像①のようにクリップ中央部を指で押し込んで(画像②のように2~3mm程度、中央部が押し込まれた状態になります)から全体を手で引き抜きます。
※クリップAを取付ける際は、クリップ中央部を少し引き上げ(画像Aの状態)、この状態を維持したままクリップ全体を挿し込んだ後に、クリップ中央部上面とクリップ外側上面が同じ高さになるまでクリップ中央部を指で押し込みます。

クリップBの外し方

マイナスドライバーで90度回転させてから全体を手で引き抜きます。

クリップCの外し方

画像のようにクリップクランプツール等で中央部を少し引き上げてから全体を手で引き抜きます。

フックGの外し方

バンパーはフックにハメ込めけられて固定されているだけでした。
外し方は、パンパーをタイヤハウス側から①~③の順番で手前に引き出して外します。
このとき、一気に外すとフォグランプの配線やヘッドランプクリーナーチューブが引っ張られたりするので、注意しながら作業を行いましょう。
また、力まかせに引き上げたりすると、フックやバンパーが破損したりしますので、力の加減を十分見極めながら行いましょう。

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プリウス(W30)のホーン交換

ヘッドランプクリーナーチューブコネクターの外し方の説明です。

ウオッシャータンク近くにヘッドランプクリーナーチューブコネクター(③)があります。
まず、チューブコネクターのリング状部分にあるギザギザ箇所を指で挟み(①)、中央方向へ押しつぶした状態でチューブを引き抜きます(②)。
このとき、チューブコネクタを引き抜いたとたんにウオッシャータンクからウオッシャー液が流れ出てくるので(③)、事前に用意しておいた受皿で液を回収します。

この作業が終わったら、純正ホーン(2個)を外します。
※この車では純正ホーンが2個、装着されていました。また、端子数は各々1つありました。

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プリウス(W30)のホーン交換

新しいホーンを取り付けます。

ヘッドランプクリーナー装着車の場合

Y位置の溶接ナット付サービスホールへM6ボルトを使用して当社製のSZ-1138(取付L形ステーセット)を取り付けます。(M6ボルトを別途用意して下さい。)
この場所には、スリムスパイラル、アルファーⅡコンパクトのLo側(低音)、プラウドHi側(高音)のいずれかを取り付けすることが出来ます。なお、スリムスパイラルについては、ヘッドランプクリーナー本体のバンパー裏突起部分と干渉する恐れがありますので、ホーンの向きを裏向きにすることで取り付けが出来ました。

Z位置のサービスホールへM6ボルト&ナットを使用して当社製のSZ-1138(取付L形ステーセット)を取り付けます。(M6ボルト&ナットを別途用意して下さい。)
この場所には、スリムスパイラル、アルファーⅡコンパクトのHi側(高音)、プラウドLo側(低音)のいずれかを取り付けすることが出来ます。

※車両側の配線類とホーンが干渉しないよう、位置決めには十分注意して下さい。

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プリウス(W30)のホーン交換
ヘッドランプクリーナー未装着車の場合(参考)

ヘッドランプクリーナー装着車同様、上記の場所へスリムスパイラル、プラウド、アルファーⅡコンパクトを取り付けることが出来ます。また、スリムスパイラルについてはホーンを表向き(Y位置)にして取り付けが出来ます。
また、ヘッドランプクリーナー未装着車の車両では以下のホーンの取り付けも可能です。

Y位置の溶接ナット付サービスホールへM6ボルトを使用して当社製のSZ-1138(取付L形ステーセット)を取り付けます。(M6ボルトを別途用意して下さい。)
この場所にはアルファーⅡ、エアバレット、エアロスパイラルⅡのLo側(低音)のいずれかを取り付けすることが出来ます。

Z位置のサービスホールへM6ボルト&ナットを使用して当社製のSZ-1138(取付L形ステーセット)を取り付けます。(M6ボルト&ナットを別途用意して下さい。)
この場所にはアルファーⅡ、エアバレット、エアロスパイラルⅡのHi側(高音)のいずれかを取り付けすることが出来ます。

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プリウス(W30)のホーン交換

当社製のSZ-1131(ラクラク取付セット)を使用して、配線します。

SZ-1131(ラクラク取付セット)の配線方法に従って配線します。参考までにこの車に配線する場合の配線概要図を記載しておきます。

※当社製のSZ-1131(ラクラク取付セット)を使用すれば、後付けホーンと純正配線を簡単に接続することが出来ます。

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プリウス(W30)のホーン交換

バンパーとラジエターサポートカバーを戻して完成です。

※バンパーを元に戻す際、ヘッドランプクリーナーチューブコネクター及びフォグランプのコネクターも忘れずに元に戻して下さい。